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原点回帰
藤澤龍一はファッションデザイナーとして1972年〜1980年までパリに過ごしました。
その間経験したフランスの生活と文化〝Art de Vivre〟は20代だった彼の感性を刺激し
多くの美意識を磨きました。
そして2017年秋、35年を経て原点とも言えるパリで作品を発表することが出来ました。
作品について
古代中国と日本の伝統文化からインスパイアされた「静と動」「陰と陽」をテーマに
墨の濃淡による繊細にして力強い筆の運びで独自の世界観を表現しています。
また作品は全て日本の繊細な和紙に日本及び中国の専門職人が製作した
竹製の筆で描かれています。
松本零士浮世絵コレクションとのコラボ作品
今回パリの個展で作品を発表するにあたり、フランスのエスプリを表現するため
〝ひろた組〟by BROAD EXPERT LLC作による
「松本零士浮世絵コレクション」とのコラボレーションが実現。
墨絵アートに日本の漫画を構成した作品は、
よりモダンで官能的かつダイナミックに仕上がりました。
また、これらの作品は着物にもインクジェットでプリントし、
墨絵アートの可能性を追求しています。